映画を見てきた。
すごく印象的なシーン(オブラートに包んだ)
がたくさんあった。
私が恐怖を禁じる映画を今まで見た経験がなく、耐性がなかったこともあり、圧倒された。
最後になるにつれて結末は見えていた。
スプラッシュマウンテンの最前列に乗ってるみたいに、
これから進む方向にどんなものがあるのか分かる感覚。
それまでの落ち方から考えて最後におもっきり落ちることを予感する感覚。…絶望。
主人公は怖がりながらも
たくさんの恐怖に打ち勝っていく。
私なら絶対にできないだろうなと
確信できるほどの恐怖が何度も何度も起こり
それらを乗り越えた。
孤独が産み出した化け物は
大きな恐怖となって返ってくる。
自分が産み出したはずなのに
産み出された化け物は急スピードで成長し
自分を越えるほどの大きさに膨れ上がる
その化け物から逃げることはできない。
絶対に退治しなければならない。
孤独から逃げてしまうほど弱い自分が、
悪に豹変してしまった自分の正義だったものを成敗ことができるだろうか。いろんな感情が渦巻くだろう。怖いとわかっている地獄に足を踏み入れる自信がない。大好きな友達に敵意を向けるのは相当つらいだろう。
「身を滅ぼす」
この言葉が表現として今の私が感じたこの映画の要約だ。
孤独に犯されてしまう前に救われたい。
孤独に犯されてしまう前に救いたい。
みんなを、世界を救いたい。
目を背けるほど怖かったが
昇華し、良い経験になった。
頑張らなきゃ。