愛し愛されて八王子

Wiennersのライブに行った。

ちょっと前までは気持ちがだいぶ憂鬱で、Wiennersも他のアーティストの音楽でもライブのなかでも、耳から頭、心に響く言葉があまりなくて、何を聞いても元気が出ないタイミングがあった。

私は音楽がなんでも救ってくれると思ってたから、他に自分が何をすれば元気になるのか分からなくてまたその事に落ち込んで負のサイクルに陥った。

一度風邪を引いて、平日に自分の体調しか考えない日があって、そこでやっと、今まで無意識に張っていた糸が弛んだ感覚がして、そこからやっと音楽が響くようになった。

ライブは響かなくなった後から行ってなかったから、今回のライブが響かなかったらとか不安だった。

 

いざライブが始まる。まずは、Wiennersが海外アーティストになりきるwiemixes。

悪ぶって気だるそうなラッパーを演じてるけど、良い意味でノリきれてなくて、メンバーみんな可愛かった。ちゃんと心でキャーキャーしてる!自分!楽しめてる!

 

Wiennersが始まって、玉屋さんが歌う歌詞の中で自分がほしい言葉だけすごく心にフラッシュビームのようにキラキラしたものが何回も突き刺さる。玉屋さんがライブ中何回も私にファンサしてくれるから私を見てくれてるのもちゃんと伝わって嬉しかった。

手で作るピストルで私を撃ち抜いたり、微笑んでくれたり、歌詞の「あなた」に合わせて私を指してくれたり、そこらのアイドルよりもファンサが多いとおもう。

私だけでこれ以上にたくさんもらってるのだから、これをみんなにあげてるとなると、もうほぼ握手会レベルで一人一人にファンサしてる。

KOTORIが出演出来なくなってしまったけど、素晴らしい世界をWiennersが演奏したり、KOTORIを何回も連呼してたり、wiemixesが見れたりしたから、ワンマンになってよかったなんて不謹慎なことを思ってしまったりする。

今日は玉屋さんの語りもちゃんと響いて愛を持って与える人になりたいとモチベーションを再確認できた。

 

その後いつものファン友達と話して新しく友達の友達も紹介してくれてみんなで話して写真撮って飲みに行くことになった。

さらに八王子住みの超能力戦士ドリアンのファン友達がわざわざ会いに来てくれて、数分仕事の辛さとライブが楽しかった話を聞いてくれて、ドリアンのライブも行きたくなったし、そういえばドリアンにも帰れるコミュニティがあったんだと思い出すことができた。

少し話して飲み会に戻る。みんな思い思いに推し愛を語ってすごく楽しくてみんな個性的で優しくて平和を守るWiennersのファンだなぁってすごく嬉しくなった。ウインナーに戻ってこれたんだなぁって思った。

居酒屋を出て駅でダラダラと締めの挨拶をしてるとサエちゃんと玉屋さんが駅に向かって歩いてく。みんなで手をふると「ありがとう~」と友達みたいに気楽に話してくれた。

少しして別れて電車のホーム行くと玉屋さんとサエちゃんとマネージャーのかとうさんがいて、友達が玉屋さんとサエちゃんに写真いいですかって聞いてくれて、二人と私でとってくれた。私が5人でもいいですかと言うと快くいいよって言ってくれて友達2人と5人で撮ってくれた。玉屋さんの言葉にいつも救われてますって言うと、「そういう言葉たくさん言えるように頑張るわ」って言ってくれた。夢のようでこれが現実と確信をもててないけど、写真と友達がそれを証明してくれる。

友達と少し離れた車両に乗り込んで軽く話す。好きしかなくてすごくすごく幸せが溢れた。去年の私が一人に勇気を出して声をかけたところから始まった大きな居場所。友達への感謝と勇気を出したその頃の自分にGJ(グッジョブ)。

苦しみを救ってくれるのは誰かだけど、誰かが私のことを救ってくれるのは、過去の自分の勇気と誠実さと努力とその他諸々の良い行い。

 

未来の自分もちゃんともらって与えられるように今に愛を持って生きたい。と思えた。