荒らした私の心

男の本音なんて知って良いことなんて1つもない。

なんて、知ってからじゃないと気付けない。

 

私はものわかりがいいフリをするのが得意みたいだ。取り繕われてる胡散臭さは嫌いなのだけど、素直すぎると傷付く。でも天秤にかけると取り繕われてる方が嫌いだから傷付く方を選び、傷付いていないフリで全て分かったように笑顔なフリをする。

本当は賢者タイムなんて意味わからんしLINEでめんどくさい日常会話するのが好きだし、ハートたっぷりのおじさんみたいな長文送りたいし、ロマンチックで痛々しいポエムみたいな会話したいし、お互いにずっとメロメロな馬鹿でいたい。

でも裏でめんどくせぇなぁと思われながら独りよがりのように付き合われるのは嫌だし、小馬鹿にしたように可愛いなあなんて余裕そうに観賞されるのも癪に障る。

だから、私は都合がいいフリをする。

私が手作りのクッキーを渡すみたいなイベントをして相手が喜んでくれるみたいなアクションを起こしてくれることに喜びを感じているのは確かなのだけど、なんかそれも今はその頑張って喜んであげなきゃみたいな感じとかもすごく嫌。

 

素直に真っ直ぐそういうことができちゃう私だから、曲がってる人の気持ちなんて分かることはないんだろうなぁ。

遅刻する人の気持ちが分からなかったし許せなかった中学生までの私のように。

人を許せるようになるには自分が同じ事を日常的にできるようにならなきゃいけないなら、全て許せる人になる頃には欠点満点の人間になってしまうなんて悲しすぎやしませんか。

 

もう頑張らなくていいって言ってくれる人がほしい。頑張らなくていいように頑張らなくていい環境を与えてくれる人がほしい。

 

我慢してでも男性ロックを聴きたいから私の全てをさらけ出して合わせてきたならば、それの弊害を受けるのは自業自得なのでしょうか。

ただ、好きなだけだったんだけどなあ。

嵐が去った

同居人が北海道に帰った。

3週間うちで過ごした。

彼との日々は楽しかったし、同居人のお陰で中野の好きぴとの関係性が大幅に変わった。好きぴのいろんな面を知って、嫌になったり、より好きになったり、嫉妬させたくなったり、めんどくさい私も対処してほしくなったり、全て諦めようと悟ったり。。

同居人は元々ヒモなだけあって、色々絶妙だった。話しやすいから私の日々のあったことや思ったことやナンパされた男との話や好きぴの愚痴や惚気や片想いの気持ちなどなんでも話せたし、共同生活で彼の怠惰を気軽に指摘できたし、直してほしいことは無遠慮に言えたし、自分がしたいことや食べたいものも素直に言えたし、たくさんたくさん笑わせてもらったし、私に一定の距離を保っていてくれたし、私の同居人に対する友情としての好きな気持ちも否定しないでくれた。私が無意識に楽しそうにしてるときは私が機嫌がいいことを教えてくれて、機嫌が悪くなっても諦めずそばで支えてくれた。合わせなかったり合わせてくれたり良いバランスをずっと維持してくれた。

思い出を要約すると、たくさんカレーを食べて、深夜にたくさん活動した。

・初日、終電間に合わず渋谷まで迎えに行ってうちまで歩いて荷物おいて白線ゲームでコンビニ行って、そのまま渋谷までとんこつラーメン食べに行って、そっから三茶まで歩いて朝焼けになるほど歩いて帰ってくる。

・一緒にナンパをしてみようってなってハチ公前で解散してお互いにいろんなお姉さんに声かけて上手くいかなくて凹んだ。結果、同居人が声をかけてくれた女の子と仲良くなれた。

・同居人が話し易すぎて好きぴの言語能力の低さが許せなくなって私が盛大に飲んで好きぴに怒って大暴れして仲介と介抱してもらう。

・飲み過ぎの失態を反省しつつまだ好きぴにイライラしながら代々木のうどん屋に集合して新宿行ってバッティングセンター行ってレンタカー借りてイライラしながら私の運転でお台場まで行って少し回復して帰った。終始サイコロでめっちゃ負けた。

・同居人がナンパ中に仕事終わりで合流したら同居人が泣いていて丸亀奢って落ち着いたと思って一旦家に帰って渋谷に戻ったら酔い潰れていて2時間以上寒空の下で介抱した。

・下北沢でカレー探しのためにだいぶ放浪してデートみたいにペットショップとか色々回って三茶のお手頃な飲み屋で彼の友達が来るまで飲んで待った。そのあと好きぴの家に泊まった。

・近くのカレー屋さんにいって、ポケモンオタク大学生の話を聞きながら、懐かしい音楽にノスタルジつつ、Mステ見ながら「平成ジャンプってこんなに多かったっけ?(もぐもぐ)んー、俺ジャニーズは嵐で止まってる(もぐもぐ)」ってなんてことないけどなんか同棲してるカップルみたいな会話に嬉しくなった。

・自称音楽好きの集まりに行った後話が合わなすぎてどっと疲れたら同居人がクラブに誘ってくれて、本人は全然上手くいってなかったけど、私はだいぶチヤホヤされて自尊心が回復した。

・私がインフルエンザになる。同じ家だから移るとかマイナスなこと言われなかった。洗濯物干してくれたり優しかった。体はそこそこ元気だけど心が落ちてたら外へ連れ出してくれた。

・バイト辞めようと思うって行ったらいつでもカレーいけるねって言ってくれた

・一緒に渋谷行ってトイレ行きたくなったら、カラオケ館のトイレに行こうって言ってくれて、エレベーターで受付を無視して上の階のトイレを勝手に使ったのが背徳感すごくてテンション上がった。

・神保町のボンディというカレーやさんに行った。好きぴがカレー行くってことを私に教えてくれなかったのにイライラして機嫌が悪くなったけど食べて渋谷でボードゲームカフェ行った。盛り上がらなかった。一旦好きぴと分かれた帰り道に1日のイライラ話を聞いてくれた。名古屋旅行に誘ってくれたけど、私は行かないことを選んだ。

・家に帰ったら好きぴと同居人がうちにいた。何も言ってなかったけど、たぶん険悪分かれしたから同居人が気を効かせて一緒にうちに来たんだと思う。同居人は下で、私はロフトで好きぴと寝た。

・カウンセラーの講座終わってから二人が帰って来てクラブに行こうってなった。好きぴはトイレ行くといってから音信不通になり(たぶん知らん女とヤってたんじゃないかと。)同居人と二人でクラブ。入ってすぐ同居人と乾杯しながらフロアツアーしてメインでおもいっきり踊ったのがとても楽しかった。

・たくさんの声をたしなめて私は3時過ぎに帰った。同居人は街でナンパした女とホテルにいって10時頃帰って来た。好きぴが14時頃たい焼き買ってうちにきた。罪悪感のあることをしたんだなって思ったし、同居人に8000円かかったナンチャラとか言ってたから私は嫉妬して機嫌がすこぶる悪くなった。そんな私をまぁまぁと嗜めて一緒に外に出してくれて、元気を出そうとたくさんボケてくれて、好きぴへのイライラを収まり、一緒にカレー食べて吉祥寺でおしゃれなカフェ行ってコンビニでおでん買って井の頭公園行ってみんなでおうち帰って来て三人で狭いロフトで映画をダラダラ見て布団敷いて三人でパズルみたいに寝て寝れなくて深夜に渋谷まで歩いてラーメン食べて帰って4時間くらい寝たあと北海道へ帰ってった。

 

濃くて、青春で、キラキラギラギラパチパチしてて、すごく楽しくて、1年分の充実かと思うほど3週間は長くて短くて儚く喜怒哀楽の波が激しかった。

今日から現実世界が戻ってくる。と言っても現実って何するんだっけって思うし、一人でも現実から目を背けようと思えば出来ると思う。とりあえず余韻で良いんで酔いたい。

哀愁を愛しゅう。

好きな人の友達と同居を始めた。最初は少し不安もあったが、今は凄く楽しく過ごしている。

その友達Pは元々いた北海道に彼女がいるにもかかわらず毎日渋谷でナンパしている。

逆に、毎日ナンパしてるだけあって、性格は人懐っこいし、好きな人とは対極的にめちゃくちゃ話に付き合ってくれるタイプだから、話し始めるとずっと止まらなくなって気付いたら4時間以上ぶっ通しで話してることが余裕である。

倫理的な問題はあるのかもしれないが、私の辞書にも倫理という言葉はないので、その観点からは彼を見ていない。私から見ると彼はめちゃくちゃ良い奴だ。好きにはならないというか、そこは向こうも配慮してくれているようで、私と私の好きな人をくっつけようと手伝ってくれてる。私の恋愛相談を結構しっかり聞いてくれるし、というか、私が上げるトピックに毎回ちゃんと考えて答えてくれる。

私が元気ないと元気出してって言ってくれるし、それでも元気出ないときは外に引っ張り出してくれて歩きながらたくさんボケてくれる。いつもいろんな気持ちを受け取らせてくれて、思わず笑みがこぼれてしまう。

元気そうに笑うとホッとしたように良かったと言ってくれるし、やかましいほどご機嫌なときも穏やかそうに喜んでくれる。

誰かの機嫌を気にしたことは山ほどあったけど、自分の機嫌をこんなに気にして行動を起こしてくれることは初めてで、自分を開示して知ってもいいと思ってくれるのが凄く嬉しい。

 

カウンセラーの講習で自己開示をしてそれに仲間からコメントをもらうという授業があって、自分は多面性があり、嫌な自分を都度変えてきた。傷つきやすいがその分相手に寄り添えるから結局自分は最高だと発表した。コメントをくれたのはあまり関わってないと思っていたおじさんとなんとなく孤立してそうに見えたから声をかけたおばさん。おじさんは、ネガティブな面を変えることが出来てすごい、そうやって自分と向き合ってきたから僕の気持ちにスッと入ってきて言いたい言葉を心地よく見つけることができるんだとおもうと言ってくれた。

おばさんは、一番を積極的に発言してくれたり、積極的に相手を想える強い部分と同時に、どこかぽつんとしてる悲しい背中が見えるときがあって、その背中にぎゅって抱きしめたくなる時があるって言ってくれた。

私の強さはネガティブからできてるから、全ての面に悲しみが含まれている。(どうせ私のことなんて誰も興味がないだろうから)面白い体験談をたくさん用意してどうにか楽しく会話をしよう。相手にたくさん質問してあげよう。(どうせ私と話すのは疲れるだろうから)一人で会話を完結できるように、相手は相槌だけで済むように、ラジオのようにツラツラと話せるようになろう。(どうせ私といるだけじゃ楽しませられないだろうから)デートスポットや話が弾みそうな場所を調べよう。(どうせ私の存在なんかが癒しになる人なんていないだろうから)マッサージを極めよう、相手に気持ちよくなってもらえるように研究しよう。(どうせそのままの私じゃ愛されないだろうから)自分から愛そう、可愛くあざとく自分から積極的にアプローチしよう。

 

だから、知ってくれたのが、知ろうとしてくれたのが、人生でたぶん初めて、股を開かなくても私には生きる価値があると言ってもらえているようで、号泣するほど嬉しかったんです。

マッサージ研修

新しく眠りに特化したマッサージのお店で研修している。

教えてくれる人は語が強くて早口で、マッサージを受けるオーナーは完璧主義で二人とも指摘ばかりで基本褒めない。

一回教わったら手技全部できるし、ツボの場所を見つけるのもそんなに手こずらずできてるのに、そんなの当たり前みたいな感じであれが違うこれが出来てないって言ってくる。

悪気がないっていうのは十分分かっているけど、どうしても受け入れることが出来ない。

しんどい。辞めたい。辞めるって言い出せない。とりあえず熱出たってことにして休んじゃお。あれ、本当に熱っぽいな?病院いくか。インフル!!!←イマココ

自分で整理しすぎた

彼に言わなきゃと思ってた私の想いを伝えた。

金曜日には100あった言いたいことが自分で整理しすぎて彼に話そうと思ったときにはもう言いたいことはなくなっていて、彼に話しかけたはいいものの、大した話はできなかった。

今のことも未来のことも特にはないけど、過去の問題はやっぱり無かったことにはできないから、今回の一連の流れをかいつまんで話した。

不機嫌になった理由や、そのあとどんなことがあったか、普段言えなかったどうしても消化不良のものを、彼が自分を責めないように、なるべく柔らかい言葉で、彼を抱きしめながら話した。

彼は時折涙ぐみながらその話をうんうんと黙って聞いてくれた。

彼から何かを言うことはなかったから彼の意見は知らないけど、

なんかまぁいいやと思えたからそれでいい。

彼へ

今日、重い口を開く。...開こうと思ってる。いや、開かなきゃいけないと思ってる。気乗りしないほどだから内容を整理したくて、予行練習として手紙をここに書く。

 

君へ。

まず、今年の夏から長い間ご贔屓にしてくれてありがとう。仕事で辛いときからずっとそばにいてくれて、優しく寄り添ってくれて、たくさん救われてきました。最近、私の君に対する情緒が不安定でごめんなさい。

反論や違うと思う部分もあるかもしれないけどとりあえず私の溜まってた想いを聞いてください。

正直、元々、私は君のことなんて好きじゃなかった。すきになっちゃいけないと思ってたし、君がいなくても悲しまないようにバリアを張りながら関わってきた。君もそうだったと思う。でも、4ヵ月目にさしかかるほど長期間一緒にいて、じわじわとバリアが剥がれていってしまった。

最初は君が私を好きじゃなくても居心地がいいからこれでいいやとおもっていたけど、最近は少し強欲になってきてしまって、君の男友達に結構本気で嫉妬してしまいました。

私の機嫌が悪かったのは、そのせいです。君の親友は君から好かれてるのが目に見えるのに私はどうなんだろうって。

今まで何度かすきって言ってくれたことがあったけど、君はデレたりするのが得意なタイプではないから、なかなか素直にそのまま受けとることができなかった。これは私のひねくれた性格も悪いと思うのだけど、「このすきって言葉は気持ちいいって意味かな」とか、「このすきって都合がいいって意味かな」とか、「このすきってとりあえず女にはこれを言っておけばいいやって思って言ったのかな」とか、そんな風に心のなかで変換しながらモヤモヤを溜め込みながら作り笑顔で満足そうな顔をしてた。

そういうときもあったと思うし、そうじゃなく思ってくれたときもあったかなとは思うけど、君は気持ちよくなった後にただ「すき」と言うだけだったから、自惚れることができなかった。嘘でも言ってくれたその言葉でちゃんと騙されることができたらどれだけ幸せだろう、君の細かい言動が気にならないほど盲目になれれば、裏切られて傷がついたとしても裏切られるまで信じ続けられれば...と思う自分もいるのに、保守的な自分がそれを許さなくて自分を嫌いになったりする。

 

そんなこんなでも今まではそんな気持ちを閉じ込めてどうにかできてきてた。でも、君の友達が東京にきて、三人で遊ぶことが増えて、君がいつもより楽しそうな顔で笑ってたり、友達が呼んだら君がどこへでも駆けつけたりしてて、好きな人にはするのに私にはしないのかぁとか色々くだらないことを気にして凹んで元々好かれたいなんて思ってなかったはずなのに、いざ好かれてないとなるとどうしようもなく悲しくなってしまった。

 

そんなことがあり、実家に帰って電車で1時間半考えて、いろんな人と話して、お母さんに君の相談して、2日間君のことばかり考えて、君にLINEで連絡してもらえて、後天的な一時のイライラが収まって、君を諦められないからこんだけ悩んでるんだなって気付いて、今なら邪気なく君と話せると思ったから今日の夜、勇気を出して君とちゃんと話そうと思ったの。

君との関係を変えたい訳ではなくて、君を変えたい訳でもなくて、ただ知ってほしかったし、君とこのままの関係を続けるために必要だとおもった。

この話が終わったら、いつもの日本語が話せない私たちに戻ろう。

 

学びたいと思った日には授業ない

毎週授業あると思ったら今日はなかった。

カウンセリングをここまで欲したのは初めてだった。アドバイスや相手の主観を抜かして、ただ、話を聞いてほしかった。悩みに「御一緒」してほしかった。そうやって悩みを自分でどうにか解決したいとおもった。

 

ブログで書く文章は私にとってはきっとカウンセリングと同じ。自分の問題や感情を全て出して可視化して明確にして整理(できてないかも?)して少しずつ進んでいく。

疑問というか、不安に思ってることがある。それは、雲のように分散して滞留しているものを言葉や文字によって形にしてしまったら、その気持ちを自覚してしまうのではないかということ。

モヤモヤという感情を嫌だという言葉に形成してしまったら、モヤモヤの時に見て見ぬふりできていたものが許せなくなってしまうような気がするし、なんなら感情が巨大化してしまいそうになる。

 

嫌いになりたいことなんてないから、基本はなんでも上手く折り合いをつけて仲良くやっていきたいじゃん。

嫌だって決定してからそれを嫌じゃないと思うことなんて出来ないだろうし。

そりゃ雲1つない青空が理想なのは分かっているけど、雨が降るよりは曇りのほうがいいかなとも思うし、雨が止んでも雲がいなくなるとも限らない。風でどっかへ飛ばせるのか、雨にして海に返さないと無理なのか分からないのが不安で怖い。

あの雲をドーナツにして食べれちゃえばいいのになんて、思ってみたりして。あーあ、なに言ってんだろ。

やめちゃえなんて言うのはすごく簡単でやめちゃうのもすごく簡単なんだけど、きっとそんなに簡単にやめちゃおうと思えないからこんなにしんどいんだろうね。

なんなら、このままにして続けるのもきっと簡単で、解決するのって本当に本当に体力使うし、解決したからといって1000万円もらえるわけでもなければ全てがハッピーになる訳ではないからコスパはすごく悪い。

しかも、解決ってほとんどの場合一人でできるものではなくて、人と関わるから問題が起こるわけで、歩み寄りや協力が不可欠になる。自分がどれだけ頑張って変わっても相手がそれを拒否するなら解決はしない。

じゃあどうしたらいいんだろうね。解決しないまま、解決する方法を学ばないまま、これから先ずっとやめたりそのままにしたりしながら漠然と生きていくんかね。それでいいって私は本気で思ってるんかなぁ。

きっと、今なら、私なら、私たちなら、どうにかできるかもしれないという期待とか、どうにかしたいという願望とかがあるんじゃないかなぁ。

微かな信じたい気持ちと、たくさん不安や疑念に押し潰されてる気持ちがクライマックスを迎えている。物語は12話前半20分。最終回はスペシャルだから1時間30分。残りあと1時間10分。あとひと波乱を越えればワンクール分の終わりが待ってる。続編があるかはこのクライマックス次第。ここが正念場なのかもなぁ。