2021年を振り返って

2021年は総じて上昇の少ない1年だった。

2020年に一人になることを決意して、そこから1年、一人で楽しむことをに注力してきた。

一人というのは誰とも関わらないわけではない。人とは関わってきた。

ライブ会場では積極的に友人作りをしたり、時たま通話アプリで運命的に考え方が合う人と会ってみたり、学生時代の友人に連絡を取ったりした。

でも、特定の人と親密に関係を保つことはなかった。私の1/365日を充たすための要員でしかなかったのだ。

 

 

ここまでして1人でどうにか楽しもうとしているのには就活の苦しさに堪えるためだと思う。

 

就活はマイナスな感情を持つと相手にそれが伝わってしまい、なかなか思うような結果にならない。どんだけ不採用通知が来ようと、どれほど酷いことを言われようと、マイナスな感情に流されることなく、切り替えて元気な自分を演じなければならない。

そのために、積極的に自分を復活させることに注力した。

 

1年というよりは、1日を過ごしてきたことが積み重なったといった印象だった。

 

ライブにこれでもかというくらいたくさん行った。

たまに就活が頭をよぎって楽しめないときとか、苦しすぎて推しにときめかなくなったときとか、精神が崩壊して好きな曲がうるさく聞こえてしまったときとかもあった。

それはそれで今となっては良い思い出。

 

楽しくないも楽しかったし、楽しかったも楽しかった。

自分が1人で楽しめる人なのだということも分かったし、1人だからこそ楽しめるものも知った。

そして、友達が意外といることも。

 

彼氏はいなかったけど、だからこそ、イライラしたりモヤモヤしたりすることなく、穏やかに過ごすことができたのだとおもう。

 

必要なときに必要な人に巡り会う。

それだけは信じて2022年も生き延びていきたい。