悪夢から目を覚ませ自分

去年末頃にマッチングアプリ(もどき)で知り合った京都で芸人を頑張ってる彼から久しぶりにLINEの返信がきた。

M-1の1回戦に通過した」と。

 

私はハッとした。今の今まで私は何をしていたんだろう。なんのために営業になって、なんのためにこの会社に入って、なんのために毎日遅くまで仕事をしているのか。

5月に掲げた目標はどこにいったのか、一緒に頑張ろう、頂上で会おうと言ってたのは私ではないか。最近は挑戦することもせず、自分の技術を磨くこともせず、ただ数をこなして勝手に経験値が増えてくのをぼおっと待ってるだけだった。そんなことをしてる間に彼は光の速さで先に進んでいた。休みなんて休まず階段は一段飛ばしで進むつもりで始めたはずなのに最近は休んでばかり。というより休んでしかいない。

テレアポの厄介な電話相手が結婚相手のお父さんだったらどうするんだ。諦めている場合ではない。なんとしても認めてもらわないといけないではないか。それをなんだ。話す気がない人に粘ることをせず聞いてくれた人も選り好みして、成長意欲も仕事をやる気持ちも忘れて私は何をしているんだ。ノルマ達成できないことを当たり前みたいに思って自分は別に達成できなくてもいいなんて思ってた。そこが重要じゃなくて重要なのはその先なのに。何をしてるんだ私は。進むんだろ。進むって決めたんだろ。そこで休んでるなよ。休むことに慣れるなよ。それを作業と化して飽きてしまうほど思考を止め続けるなよ。これを手にいれたらどんな未来が待ってるかをイメージし続けろ。ちょっとやそっとで忘れるな。今からでも追い付ける。行くんだ。行きたいんだ。頂上へ。