Wiennersのクリスマスライブ

初めて都外で見るWiennersのライブ。

いつもの友達は東京よりは少ないけど、でも、2人もいる。

舞台セットも出囃子もクリスマス仕様になってて、力をしっかり入れてくれてるのがすごく嬉しい。

ライブはいつもより戦いの要素が抜けていて、サンタの配達中かと思うくらいフワフワ優しく浮いてるようなライブだった。

なぜいつもと同じ曲をいつもと同じ精一杯に歌ってくれてるのに、力強いとフワフワの差がだせるのかというと、玉屋さんがその空間を作り出すからだ。フワりとした微笑みでこちらを見るから、私たちもフワリと微笑み、空間が宙に浮かんでいく。

曲も今回は結構優しめで、戦うぞという歌詞よりは、救ってあげるから一緒に幸せになっていこうみたいな感じだった。

最近の私は戦うぞみたいなものが刺さらないし、刺さらないことに少し焦りを感じていたから、何かしら頑張らなきゃいけないと頑張れないで傷めてた。

今回のライブで、自分の本質の考え方に立ち返ることができたし、戦うのではなく、救うのだとこびりついた灰が祓われていくようだった。

メンバーにメッセージ色紙を贈ろうというファンの集まりの企画に私も入れてもらって、メンバー全員にメッセージを送った。

幹事をしてくれた人が直接渡せるというアポをとり、出てくるまでその幹事の仲良しさんと3人で待った。

わざわざ授与式として時間をとってくれて、メンバーと写真も撮らせてもらって、玉屋さんと直接話すことができた。

憧れの存在すぎて話すことなんてそんなになくて、それに頭も真っ白になって全然話すことができなかった。

真っ白になりながらも、ぽつりぽつりと話すことができて、玉屋さんが大好きだということ、Wiennersのおかげで独りだった私にたくさんのお友達ができたことを伝えることができた。大好きだという言葉にこれからもずっと推してくださいと言ってもらって、カリスマ性のある玉屋さんでもそんなこと言うのかと少し親近感が湧いた。

近くで見る玉屋さんはザ陽キャでスターだった。まあまあな距離では匂いはなくてチャラチャラしてない感じがすごくいいなとおもった。

部屋に飾りますって言ってくれて、玉屋さんの子供になったみたいですごく嬉しかった。

重いこととかは言えなかったけど、神との遭遇は2回目でもやっぱり嬉しかった。

 

好きなことだって無理に見つけなくていいし、嫌いなことなんてやらなくていいし、全然幸せに引け目を感じなくてもいいし、WiennersWiennersのファンがいるかぎり世界は凍えることないんだろうなと思った。