ネバーランドに行きたい

中学生くらいの年頃、「ネバーランド」という題名の曲を探して聞いていたことがある。検索にヒットしたのはアンディモリとチェコノーリパブリックで、その頃はこの人たちがどれほど売れてるのか知らずにただネバーランドについての言及を聴いていた。

基本的にバンドマンは夢は見なきゃいけないものとして歌うし、信じるものは救われると本気で言う。

答えが分かっててもその言葉を求めてしまう聞き分けの良いメンヘラだから、欲しい言葉を歌に求めた。生物の供給は不安定だから生物に頼る一般的なメンヘラはわたしよりもずっと強いのだと思う。

歌詞もアーティストも規則性があって、明確に求めれば求めたものがおおよそは叶う。ネタバレもないし、驚きもない。ただただ耳触りの良い言葉を何度も何度も浴びることができる。

しかし、自分にも理解できない感情には対応していないことの方が多い。超たまに、ふと思い出した曲を聞き返してみたら人生の道しるべになってたみたいなこともあるけど、基本的には欲しい言葉や感情が自分で見つかっていないと供給されにくい。

昨日好きだった曲が今日も好きとは限らなくて、昨日の感情と今日の感情は同じになるとは限らない。なんなら変わってくれないと困る。

最近自分の感情がよくわからなくて、自分をどうにかできる人が見つからなくて、雨でムシムシしてるしで、自分にカビが生えてきそう。(良い例えだと思ってる)

何がどう嫌なのかとか、言語化することができないけれど、声をあげて泣いてしまう日が何日かあったりするし、なかなか眠くならなくて気絶させないと(私が)寝てくれないし、9:30出社なのに9:05に起きて毎朝休むかどうか迷ってから急いで着替えて出社するし、仕事中も眠いしやる気ないから無料のLINEマンガ読みながらオードリーのラジオをYouTubeで流して仕事してるしで、鬱が鬱を呼んで負のサイクルまっしぐら。

頑張りたいと思えるものを見つける体力すら奪われていく。元気になりたいと諦めてしまいたいが拮抗している。少しだけ諦めてしまいたいが優勢。私は走るか死ぬかのどちらかしかない人間だから、諦めるとすべてのスイッチがオフになってしまう。

 

どんな形でも良いから、私も気付けてない私の欲しい言葉がほしい。

辞めたい。何が辛いかはわからない。口角を上げたい。どこに、だれに頼ればいい。。。