3月7~10日の北海道1人旅

出発3日前、思い立ったようにネットで北海道行きの航空券を買った。

誘う相手もいなく、行くあてもなく、ただ気ままに己の旅をしてきた北海道旅のなかで感じた、思い付いた言葉をメモしたものを、ここに記す。

細字で解説も書く。

 

おれんじの街は霞んでて窓のくもりも気にならないくらい。
切り絵の中に入ったみたいだった。自分がそこにいないことを、そこからいなくなることを強く感じた。

(始発最寄り駅から空港までの電車の窓の景色。スカイツリーを結構越えた辺りを見て)

 

げらっぺんダンスが着陸したときに流れて今回の旅が楽しくなる予感がした。
センチメンタルジャーニーなんでや!元気なものにしていこう。

スチャダラパーのget up and danceが好き。感傷に浸る旅より楽しむ旅にしようかなと思った。

 

ドンケル(ビール)、NISEKO(日本酒)、山のぶどう酒甘口(赤ワイン)

ドンケルは1日目の小樽、あとは2日目に函館で飲んだ酒の種類

 

星野源 週末の街角今を生きる全ての人に捧ぐ

曲名出てこないけど札幌のバスターミナルの信号待ちでふと思い出した歌詞。誰の曲か思い出すまでにも時間がかかった。思い出したのはDJダイノジバージョン。

 

虫が一緒に生きたいと願ったら共生する道はあるか?

ホステルで部屋に虫がいて思った。

 

うめぇ堂の焼きはらす定食は危ない。食べたら脳まで蕩けて意識が曖昧になってしまう。目の焦点が定まらなくなって、口元も緩んで喋るのもままならない。

言うまでもなく美味しかったご飯の話。さっぽろ朝一で食べた。

 

意外と家が多くて北海道も人がいるんだとおもった。

新幹線で函館に行く道中の車窓から。どこかしこもだだっ広くて人が少ないイメージだったから家が普通に連なってるのにビックリした。舐めすぎてた。

 

この大量の雪と同じくらいに雨が降っているなら、雨は何処にいくのだろう。

カラカラに思えていた地面は実はほとんどが水分だったりするのだろうか。陸は氷山みたいになってて、地面の下に実は海があって本物の海とつながっているのだろうか?

同じく車窓から積もった雪の分厚い層を見て。

 

英語や中国語のアナウンスは最後にThank Youとかシェイシェイとか言うのに日本語はないから、アナウンスのあとありがと!とか言った方がいいと思う。

同じく車内から。

 

北海道だからといって北海道らしさを無理して選ばなくていい。すちゃのゲラペンのこの出会いが旅だから借金してでも行きたいのおかげでだいぶ豪遊してる。

片道3時間、9400円くらいかけて函館に来たけどなんかどう楽しんでいいか分からなくなったときに思った。

 

酔ったときってなぜこんなに素晴らしい気持ちになるのか。周りへの感謝が止まらなくなるし、暖かい気持ちに包まれます。それほど幸せなことはありません。これを幸せと言わずなんという。ありがとう(酔ってる)
1人旅がさみしくないのは私が普段から愛してもらえてるから。
知らないやつに教えてあげたい。この幸せを。
子供ができたら思い出を話せる友達の喜びを感じさせてあげたい。

函館でビールとソーセージ食べて、ワイン(小ボトル)飲んでほろ酔いになったときに函館の写真がたくさんならぶベンチで思った戯言。


泉南でバス降りるときにパスモで10円足りなくて後ろの大学生らしきお兄さん集団の足止めをしてしまった。お兄さんの1人がぼそっと10円足りないとかあるんだ…って呟いてくれてすごく自然に優しいなと思った。急がなくていいよみたいな。

そのまま。惚れた。行き先同じだったから声かけようかと思っちゃった(かけてない)

 

田中酒造
タカラガワ

すいげい

3日目のレンガ横丁でおじさんに奢ってもらって飲んだ日本酒。

 

どんな景色も食べ物も人には勝てない

最終日の小樽から新千歳空港までの電車で思った。前日のレンガ横丁で久しぶりに人と喋ったのがすごく楽しくて思い出の数々を余裕で越えられた一言。

 

牛乳。主役になることは少ないけど嫌いな人もそんなに多くない。ありきたりだけど似た者はなくて、好きな人は好き。味が濃いとか甘いとかあまりないけど、甘くないわけでもなくてさっぱりしてるようでしてなくて、攻撃的にはどう頑張ってもならない。

急いで新千歳空港についた割に成田空港より手続きが早くてスッと搭乗口について待ってる間牛乳を飲んで暇してた時に思い付いた。

よくよく考えると、私は牛乳ほど控えめではないとおもう。

 

らっぴで前にいたおじちゃん、社長だったんだけど、気軽に後ろの私にここってそんなに美味しいの?って話しかけたところが、やっぱり社長なんだろうなとおもった。話すのが好きなのと、話しかけるのが上手いのと、怖がらない大きな器。社員の人はそういうタイプではなかったし、バリバリの営業マンか社長くらいの人ってやっぱり声を気軽にかけられる人だと思う

函館のラッキーピエロで並んでたときの出来事を飛行機乗って思い出したからメモしておいた。つまりこれは、自分が社長の器だと言いたい。

 

優しさが渋滞を起こしてるって表現やさしいし絡まってる気持ちもほどけるとおもう。

レンガ横丁でバーのママが予定合わないからお兄さんにチケットをあげるくだりになって、チケット代金を払うか払わないかで、おじさん同士が小競り合いしてたときの話。もらう側は払うよって言うし、聞いてた第三者おじさんは普通無料でもらうだろって。

聞いてて泣きそうになっちゃったのと、この前私がライブのチケット貰ったときは全額払ったなぁとか小さいこと思い出しちゃった。

 

写真を見て思い返すものより、文章を読み返したほうが、その時の私の見ていた景色や気持ちや情景を鮮明に思い出す。写真に記録するのと同じように文字で記録していきたい。

飛行機乗ってるときに上記メモを読み返して今回の旅を鮮明に思い出したときに思った。

 

日本酒を頼んだときの「お!?」っていう風潮。サワー頼んでもならないのに、なぜか日本酒飲むだけで好印象を抱かれる。

読み返した後に印象的だった出来事を思い出していたときに思った。嬉しかったし、その時はそれを狙って日本酒を飲んでた。

 

楽しもうと思っている時点で楽しめてない

げらっぺんだんすがもう一度流れたときにふと我に帰ってしまった。