中野のすきぴと元同居人と仙台に行った。彼らは北海道から飛行機で来て私は、東京からバス。
私の方が着くのが早くて1人でアンパンマンミュージアムへ。
チラッと行って写真撮って帰ろうかなあなんて思ってたけど、アンパンマンのキャラクターたちがめっちゃ可愛くて写真撮りまくり。お土産やさんの本を立ち読みしてたら感動。
子供の大きさや写真を記録できるように空欄が空いてる本。
「せいの たかさを はかりましょう。ひかりと
かげが ともだちで、あめにも まけずに のびていく。
からだの おもさを はかりましょう。まいにち きちんと よくたべて つよい からだに なりましょう。」
その他もあったけど特にこのページが胸を打った。今生きることが私のなかでしんどさを感じていたけど、今まで生きてきたんだなぁ...と。雨でも負けずに図体が小さい頃からこんなに大きくなるまで生きてきたんだなぁ...と。
毎日欠かさずに生きてきた。今日は生きるのを辞めたいなんて思っても、負けずに毎日生きてきた。きちんと食べさせてくれて、ちょっとのことじゃ病気しない死なない強い体になった。育ててくれて、健やかに育ってきた。育てるのを辞めたくなる日もあっただろうに、毎日欠かさずに育ててくれた。
前進なんてしてるつもりはなかったけど、私はちゃんと伸びていたのだなぁ。背を伸ばしたいと願ったことはほとんどないけれど、約113センチも伸びた。ゆっくりゆっくり、縮むことなくちゃんと伸びてた。頑張った日も頑張れなかった日も楽しい日も誰かに優しくできなかった日も傷付けた日も傷付いた日も孤独な日もなにもしない日にも、ゆっくりゆっくり伸びてきた。
来ていた子供たちの生きることへのパワーや全力さみたいなものを感じながら本を読んでそんなことを考えていた。私は、今働くということがうまく出来ていないけれど、人付き合いとかも出来ていないけど、今まで生きてきた。それだけは認めてあげようとおもった。
そのあと彼らと合流したり1人行動をしたりを繰り返しながら2泊3日仙台をフラフラした。松島には行かなかったし、水族館にも行ってないし、牡蠣小屋にも行ってないし、駅ナカの休憩スポットにやたら詳しくなったけど、まぁ、そんな日常を違う地域で過ごすのも悪くはないかなあと無理やり前向きな感想に。
色々あった気もするし、何もなかった気もするし。でも、そんなもんか。