大好きな未来ちゃんの話

彼女の誕生日に既読スルーになってたままのLINEが動いた。

まぢごめん。仕事が大変過ぎて返信出来なかったと。

彼女はスルーするタイプじゃなかったからわざとではなく返信が送れなかったのはなんとなく分かっていた。

夜勤明けしか休みがなく、死んだように寝て休みが終わるという彼女の暮らしの辛さは想像もできない。

なのに私も辛いと打ち明けると心の底から心配してくれた。

彼女からの生きててくれという言葉がすごく刺さって涙が止まらなくなった。弱ってる私を心配して電話を提案してくれたけど、泣きすぎて声がでなかったから断る。

じゃあ勇気100%歌おうか?なんて言うからやっぱり未来ちゃんだなぁと思ったし、そうやってすっと程よいところを突いてくれるところが大好きだなぁと思った。

体調が優れなくて部屋もぐしゃぐしゃで明日生きることでさえ精一杯だけど、この1ヶ月間程度、生きるを続けてみて良かったなあと思った。

別に今月は電話が泣くほど嫌とか、既存対応で落ち込むとかそういうことはあまりなくて、ずっと熱っぽいのに体温が36.5くらいで帰れないしずっと体調悪いから心配ももうされないくらいで調子戻れば調子戻ってきそうなくらいには回復しつつある。

ただ相変わらずテンションは上がらないし微笑も笑えないからまだもうちょっとなのだろうなとは思っている。

死ぬか働くか。そんな追い詰められきった中でも、どうせ死なないから働くことになる。

私がいると士気が下がるからなるべく関わらずにひっそりと今月が終わるのを待つ。

今月末まで続けることができたら辞める。続けられなかったら辞める。何かがない限りは。