中野のすきぴへ

君へ

もう中野のすきぴではなくなってしまうんだね。

君は自分のことをビジュが良いだけなんて言ってるけど、君の良いところはそんなくだらない所ではありません。

自分の良さが分かってないところも君のいいところでもあるんだけどね。笑

君は本当に理解しがたいことがいくつもあったし、自分のことや好きなこと嫌いなことを話したがらないから、結局全て推察しかできないのだけど、8月末から半年一緒にいて少しずつ君の好きなところを見つけられたよ。

一番は私の感情に敏感なところ。細かな私の違和感を行動で癒してくれた。会社で辛いことあってトゲトゲしてるときも、君からの言動に私は愛されてないのかと傷付いてそっぽ向いてしまったときも、旅行の帰りに新宿駅で改札入らなかった時も、君の友達にきみ君はわたしちゃんと関わらない方がいいとわたしの悪口を言ってきた時も。

常に言葉はなかったけど、君はそれでも足りるくらいに私を全身で受け入れてくれたから言葉がなくても不満に思わなかった。

君は私の好意を受けとるのが上手で、どれだけあげても私が会いに行くことが日常になっても当たり前にせず、でも毎回当たり前のように温かい胸のなかに迎え入れてくれた。

私はすごく傷つきやすいし、赤ちゃんだからたくさん振り回してしまったけど、じんわりと深くなっていくこの不思議な関係性は君が自分も相手も大切にペースメークしてくれたから人生で初めての経験をさせてもらいました。

君が頼ってくれるなら私に彼氏がいても結婚しても全力で力になります。

ありがとう。