年始

1月2日にいとこが3才くらいの子供♀を連れて祖父母の家にやってきた。(親戚一同も)

子供♀。最初は誰だてめぇみたいな顔でこちらを見てきたけどこっちも人見知りだから私もおめぇのことよく知らねぇよみたいな顔で見てしまった。

おせちが並べ終わりぐだぐだっと乾杯し、ひとしきり落ち着いてきたあたりで子供♀と遊ぶことになった。

叔母さんが100均のバトミントンのセットを持ってきてくれてて、部屋でやることになった。上手くいっただのいかないだのキャッキャしてだいぶ打ち解けられた。次にバランスボールを見つけコロコロ転がして遊ぶ。子供♀がボールに乗ろうとして一回転し泣く。私は意外と冷静で、あら痛かったね頭が痛いのー?なんて余裕そうになだめた。子供♀もけろっと泣き止んでまた遊ぶことに。また楽しそうにキャッキャと遊んで同じ顔で笑ったらとても楽しそうにしてくれて。帰り子供♀一家を車で駅まで送ったら、子供♀が「またすぐ戻ってくりゅから😏」と生意気そうに降りてて私は子供♀を楽しませられたんだなぁとすごく嬉しかった。

戻ってきて大人の会話に参加。みんな私の成長をいたく褒めてくれる。大人になったと大絶賛。特に、もう一人のいとこが私の成長を実感してくれてて、たくさんたくさん褒めてくれた。叔母の居酒屋手伝って常連さんと飲みに行き、その人が潰れたから家まで送ったこととか、自分が酒好きなのに両親のために車で来たこととか、子供♀と遊んだこととか、小学生と原宿デートしてきたこととか。偉い、優しい、俺は仮にできたとしてもしようと思わないって。さらに、起業しようとしてる話をすごいって真剣に聞き進めてくれて、税関係なら相談のれるよって言って帰りにお年玉くれた。

報われた気がしたし、やる気も出た。やらなきゃとも思った。

そこからは死にたいとか思わず割と安定して過ごしてる。まだ、男たちが忘れられなくて寂しくなるときはあるけど。今は彼氏もいるし、働いてはいないけど、なんかテキトーに予定も入っててそこそこ満足。もう少しだけ続いてくれ...あとちょっと...できれば1日でも長く...。

12/31

たまに、息の仕方がわからなくなることがある。普段何秒吸って何秒吐いているんだっけ。

映画の中で、タバコを吸わない彼がリコーダーでもあればって言葉が印象的だった。あの人がタバコを吸うようになったのはリコーダーでも吐けない何かがあったからなのかななんて。自然に息をするのって結構難しいものなのかもね。

 

先日、お金持ちにプロポーズされて、本気で悩むくらいにはもう働きたくなくて、自暴自棄になってて。すごくいい人だけど違うって分かってるから逃げちゃダメだと心の悪魔が私を懲らしめる。悪魔というか鬼か。

天使と悪魔というけれど、いつだって私に厳しいのは天使で、じゃあ君の言うとおりにしてたら何になるっていうの?いつも私には寄り添ってくれないじゃん。天使と言うより君が悪魔じゃないか。なんてどっちにどっちの名前をつけてもいいのだけど。

今年は前進しなかったなぁ。無駄ではないと言えば無駄ではないこともあったのだろうが、無駄と言われれば切り捨てても私の人生のストーリーに支障がないほどには無駄だった。

どちらともとれるくらいには落ち着いているけど、どちらともとれるくらいには堕ちている。

傷つくと意外と直らないもんなんだなぁ。癒したい人間なはずなのにたくさん傷つける人間になっちゃってそうだなぁ。全てから逃げたい。

そろそろ実家に帰ろうかなぁ。東京は私には無理だった?かもな。人に期待しなきゃ生きれないくらいには自分に何もなくて年始からは少し何かを変えないと本当にこのまま飛んでしまう。

ネガティブに押し潰される1年を忘年してさっさと来年にいこうか。

それでもだめなら来世にいこうか。

整理なんてされたくなかった

元同居人からこの前言い過ぎてごめん、俺らのこと忘れて歩んでほしいとLINEきた。

私は、とっくに君を忘れてた。中野のすきぴは忘れられなかったけど、同居人はまぁ、そんなにだった。言い過ぎたらしい日のことは酔いすぎて全く覚えてないし、なんとなく気まずかったからその先がないのも分かってた。

ぐじゃっとした感じのままにするのが私のなかで抱えて歩んでくみたいなことで決心したタイミングで連絡きて、お前のモヤっとは自分から謝ることで晴らすのかと思う気持ちと、やっぱり君は正攻法で私の普通と同じ道を行くよねと納得する気持ちと。

すきぴと私だけならたぶんこのまま連絡はなかった。

元同居人は私と少し考え方が似ててわかり合える部分も分かり合おうとする部分もあるタイプだったから、年越す前に片付けておきたいという彼の気持ちは痛いほどわかる。

でも、君は彼の友達だったんだよ。すきぴがすきぴだったから君とも出会えて、君のことも好きだけどなんか君が終わらすのは野暮だったなぁっておもっちゃったなあ。

すきぴに同居人くんから忘れろってLINEきたってLINEしたら初耳だったらしく、すきぴは別に忘れろとか思ってなかったらしい。今まで通りにはならないけど、良い面もあったから、また連絡してもいいという状態にしようと話し合いのもと締結した。

ぐじゃっとしたままにしたかった理由は、「なんのこと?」みたいな顔して数年後とかにまた連絡できたらいいなぁとおもってたから。ぼくのりりっくのぼうよみのsub/objectiveと、CITIみたいな、なんかの機会に、社会に染まった大人になった私が社会を裏切って一瞬だけ、感情(すきぴ)を優先させるみたいな。そんな一瞬が許されるかどうかもわからないくらいの可能性のまま残しておきたかった。

すきぴくんは優しいから暇なとき雑に連絡してきていいよと。連絡出来る状態で連絡を取らないという選択はこちらがしたいと思ってたから、ありがたくはある。でもその優しさが私を心底どうでもよかったのだと悲しませる。もう君に戻ることはないのだけれど、なんか、それまでのことは明確化されたら悲しいじゃんか。なんか泣きたくなったけど、文字に起こしてたら眠気が。泣くのはまた今度でいいか。

 

夢にまで出てきた

中野のすきぴが夢に出てきた。

お別れをしないってことは、私の気持ちにも踏ん切りがつかないってことなんだなぁと今までお別れをしっかりしてきたことの重要性と今ありがとうとさよならを言えなかった後悔が心をきゅっとさせた。

彼は今福岡にいるらしい。遊戯王のカードケースもかたっぽだけの靴下も捨てた。丁重に扱っていた元カノの話を丁重に扱われていない私に話す無神経な彼のことなんて、そんなに丁重に扱わなくてもいいだろうと思う私もいるのだけれど、辛いときいつでもそばにいて抱き締めてくれた彼はやっぱり優しくて、罪悪感や義理を通せなかったとかのモヤモヤした気持ちもやっぱり持ってしまう。

モヤモヤが夢にまで出てきてしまうのかなぁ。いやぁ、モヤモヤというか好きだったんだろうなあ。きっと彼も好きになりかけてくれてたんじゃないかなあ。でもそんな自分の気持ちの変化にも気付かなかったんじゃないかなあ。

もし君に話せたらごめんねとありがとうを言いたい。最低で最高でだいっきらいで大好きって言いたい。

いつかまた会えたらいいなぁとかいつか話せたらいいなとか、行きたいねって言ってたアイススケートとかいつかくれるって言ってた手紙とかを想うことはあるけど、今はもうその時ではないので。

私が大きくなったら結婚式かお葬式に呼ぶね。

だから罪悪感も抱いたままで今は。

元彼と同じ名前の新しい彼

大学一年生のときの彼氏と同じ名前の新しい彼氏ができた。

その人は30歳でほぼ童貞だという。

マックデートしかしたことないらしい。

デート初日で付き合って次の週に水族館デートして中野のすきぴとの縁を切ったことを告白した。初めて水族館が楽しかった。楽しみ方を教えてもらえて私は水族館を楽しめる側の人間なんだって嬉しかった。

数日後のクリスマスイブ。日本酒飲み過ぎて大酔い(らしい)泣いたり怒ったり死にたがったり好き好き言ったり大変だったらしい。起きてイチャイチャして昼が過ぎ、大酔いの話をきいたりいろんな話をして、次第に鬱になり、背中をさすってもらい落ち着き、ウクレレを弾いて気分が晴れて、下北沢へ行ってフラフラしてスパイスカレーラーメン(まぜそば)を食べた。

資格取って、マッサージの依頼を増やしたら元気になるんじゃない?依頼来ないと寂しいでしょって言われてああ、寂しいのか。と思った。言葉を選ぶセンスが頭いいなぁって思った。私のことをちゃんと見ててくれてるんだなぁって思った。私は人間関係向いてないんだよねって彼に言うと、私ちゃんは頭がいいから周りと会話が合わないんだよ。偏差値20違うと会話が合わないんだって。って当たり前のような普通の顔をして言った。

彼は計算せず考える人ですごく好きだなって思った。

背中をさすってもらってるときに、なんで私のしてほしいことがわかるの?って聞いたら、自分がしてほしいと思うことをしてたらたまたま当たってただけだよって言われた。やっぱりこの人は30歳なんだなって思った。私はここ二年生き延びるのに必死なのに、彼は30年生き延びてきたんだなぁと。

私も自分がしてほしいと思うことを相手にするっていう考え方を大事にしているから、自分の考え方を自分が体感してやっぱり間違えてなかったと思えた。

今回のやらかしや価値観の吐露で私の印象は大きく変わってしまったことについてを彼に聞くと、お酒を飲み過ぎなければ可愛いと思ったと言ってもらえて、いい子じゃない私の中のことまで受け入れられたのが嬉しかった。私を重視してくれてるんだなぁとおもったし、向き合おうとしてくれてるんだなぁとおもった。最初は失恋を忘れるための繋ぎ役と思ってたけど、今はやっと選ぶべくして選んだ人だなと思えている。

病んだ

えらかったって褒められたい。

頑張ったって頭を撫でられたい。

優秀だったって言われたい。ありがとうって言われたい。

 

中野のすきぴと別れた。

お笑いライブに出た。

 

彼が好きだった。でも彼が近くにいると、酔った時に涙が止まらなくなるから、暴れちゃうから、こっちを選んじゃいけないと思った。ホストに暴言を吐く歌舞伎町の女の子たちの気持ちが初めて分かった。私は彼を独占したい訳ではなかったけど、それは私を軽視してほしいわけではなくて、私の安心できる居場所になってほしかった。

大切にしてほしいなんて思ってない。でも、軽視しないでほしかった。ああ、こうやって文字に起こすと結構惨めで、今まで出なかったのに涙が出てくる。元カノが忘れられないのはしょうがないかもしれないけど、私との時間も思い出にしてほしかった。なんでそんなに外では私を透明人間みたいに扱うの?私の顔を胸に隠してドールのように抱き締める君のことなんて気付きたくなかった。私を私として見られたことは一度もなかったのかな。そんな君に健気に尽くした私は馬鹿でさぞ滑稽で優越感や支配感があったでしょうね。あーもうなんでこんな人好きになっちゃったんだろ。なんて、好きなところを挙げ出したら溢れて気持ちが戻っちゃいそうだから敢えて文字にはしない。でも、最後にありがとうって言われたかったな。はぁ、君に尽くしたあれやこれやは報われることはなかったな。彼の友達から家賃も光熱費も貰えなかったし。わたし素直でいいこなのにな。都合もいいし、面倒見もいいし、愛想もいいし、頭もいいし。なんでこんなに報われないの?報われてることに気づけないの?たくさん落ちてるはずなのになんで満足できないの?何に餓えてるの?何があれば生きていけるの?みんなは何があるから生きていけるの?私はなんでこんなに苦しんでるの?なんで大人になれないの?なんでずっとができないの。

 

友達の病院の付き添いで朝霞台の駅前うどんを食べたときに割り箸が左に大きく傾いて割れた。

彼の気持ちは全くないと分かって急に全部が馬鹿馬鹿しく感じた。

あーあ。もうこんなこと考えるのやめてカードケースと片方の靴下はゴミで捨てよう。さっぱりと。あんなやつにありがとうなんて言いたくねぇーや。バカヤロウ。

仙台旅行

中野のすきぴと元同居人と仙台に行った。彼らは北海道から飛行機で来て私は、東京からバス。

私の方が着くのが早くて1人でアンパンマンミュージアムへ。

チラッと行って写真撮って帰ろうかなあなんて思ってたけど、アンパンマンのキャラクターたちがめっちゃ可愛くて写真撮りまくり。お土産やさんの本を立ち読みしてたら感動。

子供の大きさや写真を記録できるように空欄が空いてる本。

「せいの たかさを はかりましょう。ひかりと

かげが ともだちで、あめにも まけずに のびていく。

からだの おもさを はかりましょう。まいにち きちんと よくたべて つよい からだに なりましょう。」

その他もあったけど特にこのページが胸を打った。今生きることが私のなかでしんどさを感じていたけど、今まで生きてきたんだなぁ...と。雨でも負けずに図体が小さい頃からこんなに大きくなるまで生きてきたんだなぁ...と。

毎日欠かさずに生きてきた。今日は生きるのを辞めたいなんて思っても、負けずに毎日生きてきた。きちんと食べさせてくれて、ちょっとのことじゃ病気しない死なない強い体になった。育ててくれて、健やかに育ってきた。育てるのを辞めたくなる日もあっただろうに、毎日欠かさずに育ててくれた。

前進なんてしてるつもりはなかったけど、私はちゃんと伸びていたのだなぁ。背を伸ばしたいと願ったことはほとんどないけれど、約113センチも伸びた。ゆっくりゆっくり、縮むことなくちゃんと伸びてた。頑張った日も頑張れなかった日も楽しい日も誰かに優しくできなかった日も傷付けた日も傷付いた日も孤独な日もなにもしない日にも、ゆっくりゆっくり伸びてきた。

来ていた子供たちの生きることへのパワーや全力さみたいなものを感じながら本を読んでそんなことを考えていた。私は、今働くということがうまく出来ていないけれど、人付き合いとかも出来ていないけど、今まで生きてきた。それだけは認めてあげようとおもった。

そのあと彼らと合流したり1人行動をしたりを繰り返しながら2泊3日仙台をフラフラした。松島には行かなかったし、水族館にも行ってないし、牡蠣小屋にも行ってないし、駅ナカの休憩スポットにやたら詳しくなったけど、まぁ、そんな日常を違う地域で過ごすのも悪くはないかなあと無理やり前向きな感想に。

 

色々あった気もするし、何もなかった気もするし。でも、そんなもんか。