壊してくれた鎧

一言で一喜一憂し、心をぐちゃぐちゃに乱されて、いつものような作られた綺麗な感情が作れなくなってきた。

 

モヤモヤして苦しくてメンヘラが強めで私なんかって思ってしまってでも少しの優しい言葉にすがってしまいそうで。

 

そんな苦しさの中で聞いた私の携帯の中の音楽は私を全力で励ました。

 

そのとき、自分が中学生になっていることに気付いた。あの頃から少しずつ見つけてきた私を癒す音楽が無駄ではなかったと思ったし、自分が壊してほしいと切望していた鎧が砕けてやっと裸になることができた。

 

マリオ1アイランドをクリアして、取り残してきたコインやメダルなどの宝を回収しに1-1まで戻る。

 

今の私なら未知の土管の中でボロボロになっても、通ってきた道のキノコやスターの場所は分かってるからきっとまたすぐにゴールできる。

 

今は土管のメダルを取るために、裸になった本物の自分でたくさんもがいて傷ついて筋トレして、本当の自分を強くしていきたい。

 

「俺には気を使わなくていいよ」は優しさじゃなく、「傷つくことを恐れずに裸一貫で立ち向かってこい」という挑戦状だとおもう。のぞむところだ。