私はもうすぐ卒業する。
思い返しても思い返さなくても、大学生活、とてもとても濃いものだった。
いろんな人と関わることができたし、大切に想い思われる人もできた。
みんなが経験しているような日常も、私だけが味わった体験もあった。
でも、一番は二人の元彼の存在が大きい。
時間的にも二人と過ごすことが多かったし、ありえないほど人として素晴らしかった。
二人とも最初は本命じゃなくて、たくさん傷つけてしまったのに、心の底から私のことを愛してくれた。
あれからまだ彼氏ができていないのは、二人よりも素敵な人にまだ出会えていないのと、二人のように私を許し愛してくれる人がいないからだとおもう。
彼らとの思い出にはハイライトになる出来事が多過ぎる。きっと、死の間際、私の走馬灯が長すぎて、見ているうちに1つの人生が始まって終わっているとおもう。
それほど目まぐるしくて、青春の日々を謳歌していたと胸を張って言える。
きっと、私のことを私よりもはるかに分かってくれる彼らだから「ありがとう」って直接言わなくても伝わってるとおもう。
連絡がつく方の元彼には後で直接お礼を言っておこうかな。
他にもたくさんの人にお礼を言わなくちゃなぁ。言いたいな。そう思い返せる人がたくさんいることが幸せだなぁ。なんて報告したいイベントがある度に何回もしんみり思う。
あと、毎回のようにこのブログを読んでくれてる、一回だけカレーを一緒に食べてカラオケに行った友達にも、すごくすごく感謝してる。あれから連絡は取っていなかったけど、大森靖子のアイドルソングは未だに聴いてるし、彼の書く文章は魅力的でブログが更新されるのをいつも楽しみにしてるし、サークルのチラシで彼の名前を見るとすごいなぁと尊敬してたし、彼が自分をさらけ出す姿を見て醜い自分のままで頑張りたいと励まされたし、負けてられないなぁ…と、何を戦っているわけでもないけどぼんやり意識していた。
たしか、このブログを始めたキッカケも彼の影響だったとおもう。
彼は私を覚えてないだろうし、何も気づいてないだろうし、何とも思っていないだろうけど。でも、それくらいの距離感でいられることがすごく幸せだった。ネットという意図せずとも勝手に繋がってしまう世界のなかで、こっそり私だけ意図して繋がっている感覚とかが。
彼がこの先ブログを更新してくれるかわからないけど、歳を重ねた彼から見える世界はきっとすごく面白いとおもうから期待している。
私を楽しませてくれて、刺激してくれて、励ましてくれて本当にありがとう。
Twitterでよく呟いてる関わりのない先輩にも、キャンパスでなぜかめちゃくちゃよく遭遇する名前のわからない女性にも、その人がいるということが確認できるだけで安心感がある。その人を見るとここはいつもの場所なのだと、勝手に自分の居場所を実感できた。
そんな一人一人に恩返しをしていくことは出来ないから、まずは支えてくれた色んな人のことを忘れないでいきたい。
そして、その人たちが生きる世界を少しでも守ることが出来るように、私は強くなりちい。
1人ひとりの微笑みに救われ、私は豊かになりました。
美しく優しい世界を本当にありがとう。
これからも
私とあなたとその周りにいる人が
健やかでいられますように。
(私はまだ続けるよ。)